Bass StationIIはアフタータッチ、ベロシティに対応した25鍵盤で構成されています。この鍵盤は軽いタッチとシンセエンジンへの高いレスポンスが特長でBass StationII用に開発されました。 Bass Station II は標準的なMIDI機器として、MIDI入出力とUSB接続で、外部の音源やMIDIデバイス、コンピューターと繋ぐことができます。
<Bass Station II シンセエンジン 概要> オシレーター:Bass Station IIは、3つのアナログオシレーターとノイズ・ジェネレータで構築されています。 2つのオシレータは完全に独立し、リッチなアナログベースサウンドを作成するための重要な役割を果たします。 またオシレーター1と2は、サイン波、ノコギリ波、スクエア波は及び可変パルス幅の切り替えが可能です。 3つめのオシレータはファットなベースサウンドを生成するためにオシレーター1より最大で2オクターブ下にセットすることができ、スクエア波、サイン波、パルス幅から選択可能です。
フィルタ:Bass Station IIは"Acid" と "Classic"の 2種類のフィルタを装備しています。 各フィルタにはサウンドを荒らしく、またはアグレッシブに変化させる為のオーバードライブも利用可能です。 "Classic"フィルターは12dBまたは24dBのローパス、ハイパス、バンドパスの切り替えが可能です。 "Acid"フィルターは特徴的303風なサウンドにデザインすることが可能です。
■エフェクト Bass Station IIは2つのエフェクトが装備されいます。 (フィルター オーバードライブを含まない) アナログ ディストーションはサウンドに新たな周波数を追加します。 Bass Station IIのディストーション機能はサウンドに暖かさを追加します。 2つめのエフェクト"Osc Filter Mod"はフィルターフリークエンシーをモジュレートし独特なFMサウンドを生成します。
■モジュレーション Bass Station IIは2つのエンベロープ・ジェネレーターと2つのLFOを装備しています。 1つ目のエンベロープはADSRアンプエンベロープであり、2つめは、フィルタの周波数、オシレーターのピッチとパルス幅を変調するために使用することができるモジュレーションエンベロープです。 一つめのLFOはピッチ変調をするために使用します。 LFOは4 つの波形を装備し自由に使用することができます。
■アルペジエーターとステップ・シーケンサー Bass Station IIはパフォーマンスに便利なツール、アルペジエーターとステップ・シーケンサーを装備しています。 アルペジエーターはオクターブ変更可能な32の異なるリズムパターンを装備しています。 ステップシーケンサーは最大で4つのパターンを再生可能ででき、レガート、休符の設定が可能で32個のパターンを作成可能です。